更新09年12月6日
           広島おもと実生懇話会
                                                            平成21年12月6日

 本年、3回目となる広島おもと実生研究会の懇話会が12月6日、広島市安芸区阿戸町の高當能成棚で行われた。これには福山方面や江田島からも会員が参加し、実生談義に花を咲かせた。
 まず話題になったのが、5日に開かれた九州実生品評会の模様。ノートパソコンで、入賞した実生の数々を確認しながら、傑作を生んだ実親の情報交換を行った。
 関心を呼んだのは、当歳縞羅紗部門で上位を占めた実生。特別最優等2本と最優等2本。夫々の形や地合い、葉栗などを見比べ、論評はそれぞれを生やした実親に移った。祥V晃A、王吉B、BO10、丸小、リ101、BOV、R15といった新進気鋭の親木について、その特徴や今後の見通しなど意見交換を行った。
 入手し難い実親もあるが、比較的に普及してきたBO10や丸小が、毎年のように優れた縞羅紗を生やしていることに注目が集まった。また、ベテラン実生家の棚に眠るオリジナル実親についても、その実績を協力して追跡していくことなどを話し合った。
 
前会長の高當さんからは、体験に基づいた植え替えにあたっての注意事項をまとめたメモが配布され、元気で丈夫な実親づくりを学びあった。



                     第52回広島おもと名品展
                                                       平成21年11月14〜15日
 例年と同様、広島おもと名品展は広島市南区の広島産業会館本館2階の展示室で開催された。再来年に全国大会を開催するだけに、質量共に充実した展示会となった。
 初日、展示即売で会を盛り上げてくださった6業者と県支部長で、特別最優等18を始め最優等、優等など57点が選ばれ、展示棚に並べられた。会場の両側面には、参考品と選外品も飾り付けられ、入場者の目を楽しませていた。
 2日目15時からの表彰式では、福島偉人支部長が2年後に迫った全国大会広島開催への、並々ならぬ決意を披歴。展示品の講評は万仙園の多賀園長が審査委員長に替わって努めた。その中で同園長は出品数140数点。全体に良くできており、特別最優等に輝いた作品は、いずれも全国レベルに達していると評価。再来年をめざして、更に作をかけていってほしいと期待を述べ、講評を結んだ。
 表彰を受けた顔ぶれを見ていると、昨年までのベテランに替わり若手の台頭がうかがえ、新時代到来の兆しを見せていた。
 以下に気になった展示品を数点アップします。クリックすると大きな写真を見れます。戻るには、ブラウザの操作で行っていただくようお願いします。


玉姫
特別最優等

新生殿
特別最優等

錦麒麟
特別最優等

富士の図
特別最優等

正宝
参考品




           第8回広島おもと実生大会

                                                            平成21年9月19日

 広島の実生大会は9月19日、広島市南区の万仙園で晴れやかに開催された。出席者は17人、出品数は80点。作に苦労していると言う声が聞かれながらも、質の高い大会となった。
 今大会の特徴は、新たに人気の縞羅紗部門に2歳部門を設け、縞羅紗だけで当歳、2歳、3歳以上の3部門で審査した。当歳縞羅紗には27点、2歳7点、3歳以上16点の出品があり激戦となった。出品数が多い部門は入賞数を2〜3倍に増やすなどして対応。43点が入賞を飾った。
 縞羅紗当歳で最優等を勝ち取った実生の交配は祥V晃A×王吉3、V×R15。同3歳以上の部門では鹿島や大宝、小野田系実親の生えが目立っていた。
 また、当日、九州実生会の浜田会長らも駆け付けて、催しに花を添えて下さった。会場を準備してくれた万仙園の方々共々、感謝いたします。
 表彰式の後、実親の交換会を賑やかに行った。
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真剣に審査

当歳縞羅紗最優等

V×R15

縞羅紗2歳
R38×BO10

縞羅紗3歳以上歳優等 定朝
大宝×丸小

縞羅紗3歳以上歳優等

獅子2歳以上歳優等
TB×MK





           実生研究会のお棚見学会
                                             平成21年8月2日
実生研究会(西永祐司会長)のお棚見学会は八月二日、岡山県の名棚を中心に総勢18人が参加。午前9時にJR広島駅前を出発、茹だる様な暑さにもかかわらず、これまでにない賑わいを見せた。訪問したのは4軒。小野田実親の多い浜田さん、前田さん、そして第一人者の清水さんのお棚、今年縞羅紗を良く生やしている谷川さん宅を順次尋ねた。
 最初の浜田邸では、小野田実親のオリジナルやそのF1をじっくり見学。BO10で知られるBOシリーズの木や、その元になった大福大宝、V晃3のF1など垂涎の実親を見て、熱心な意見交換を重ねていた。
 前田棚では鉢上げされたばかりの生えを前に、「これのお母さんとお父さんはどの木ですか」「昨年、実生大会で最優等に輝いた木は、どうなりましたか」「一押の優秀実親はどれですか」など、質問していた。
 最後は清水さんのお棚。ここは実親や生えだけでなく、萬風賞を受賞した木などがズラリと並び、見る人を圧倒する。初心者に近い筆者にとっては、眩しいばかりの存在でした。今年の生えは厳しかったと言いながらも、鉢上げされた実生が数十本。元気に育った実親には青い実が鈴なりに付いていた。
 帰りに広島県府中市の谷川棚を訪問。縞羅紗実生が良く出たとの報を聞いて、急遽訪問した。ここは杉山大車やSA獅子など聞きなれない実親が多数あり、これらにBOV(岡山から入手)を交配したところ多大な成果を得たとのことだった。
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浜田温室

前田生え

前田温室

谷川生え

話題のBOV


                       
   広島おもと実生懇話会
                                                         2009年4月29日


 実生研究会の本年二回目の懇話会は、晴天に恵まれた29日13時から、阿戸町にある高當さんの棚で行われた。これには、福山市や江田島市などから12人の会員と趣味者が集い、おもと実生談義に花を咲かせた。
 5月の交配時期が近かに迫っているだけに、花芽ののぞき具合や実付きを良くする方策、雄木の花粉交換などについて意見交換を重ねた。

 
昨年、猛暑の性か、実が付いても種が入っていないケースが多かったところから、実入りの良かった会員の栽培方法を聴くなど、意欲的な質疑応答が目立った。
 そのほか、@雄木についても、独自の開発育成が急がれるAスッポ抜けを減らす栽培方法の確立B適切な除雄の仕方と乾燥花粉の作り方・・・などを学びあった。
 多くの実親を備えている高當棚とあって、実物を目にしながらの談義にも力がこもる。3時間近くの懇話会を終え、満足げな会員のなかには、棚主から実親を頂いて帰る方もいて、実り多き催しとなった。
 会場を提供してくださった高當能成前会長には、この場を借りて御礼申し上げます。
 



                日本おもと協会広島支部総会
                                                     2009年4月26日

 21年度の県支部総会は26日11時から、広島市南区の南蟹屋集会所で開催された。20年度の会計報告や21年度の事業計画、協会理事の件などが、議題として提案され執行部の提案どうり了承された。
 席上、福島偉人支部長は、今年度から会計年度を協会本部に合わせて4月1日から翌年3月31日までに改めることになった経緯を報告。さらに、第66回日本おもと名品展の広島開催(平成23年)に向けて準備会をスタートさせる旨を提案。これも了承された。
 この後、今期最後の交換会が行われた。荷主は5人と少なかったが、寵児などの名品や錦鉢の古鉢なども競りにかけられ、賑やかな催しとなった。特に、会場のすぐ横にカープのマツダ球場があり、時折り大きな歓声が聞こえてきて、広島らしい総会となった。


         21年 広島おもと実生研究会総会
                                                     2009年3月20日

21年度の総会は20日午後1じから、広島市の多賀・万仙園に16人の会員が集まって盛大に開催された。大阪や島根からも会員が駆け付け、何時にない賑わいとなった。
 西永会長は「今年も猛暑の夏になりそうな気配がしているが、工夫を重ねながら成果を上げていこう」と挨拶。この後、20年度の事業概況報告、会計報告と続き、21年度の事業計画を協議した。
 例年のとおり事業の三本柱であるお棚見学会、実生大会、懇話会を継続。その中で、大会の懸賞品目を1部門(縞羅紗2・3歳)増設、胡麻羅紗部門に高當賞を新設などを申し合わせた。
 一人1品の限定で持ち寄った実生や実親の人気投票結果の公表。実親の交換会などが、活発に行われた。大車や大宝などの基本となるものから、BO10、VO6などの名品などが競りにかけられていた。
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緑風苑も参加して交換会

新金剛×BO10

参考品車F1×?

天賜×A

鹿島×R11


                                                 2009年2月21日〜26日
            市植物園の広島おもと名品展

 恒例となっている広島市植物公園でのおもと名品展は、2月21日から26日まで同園の展示室で行われた。これには、広島おもと同好会のメンバーが主体となって、愛培中のおもと200点余りを出品。芋吹きから親木などの展示即売も行われた。中には、羅紗万年青の名品を購入していく方も見かけられ、根強いおもと人気を伺わせていた。
 22日には、講習会も開催された。これには趣味者や初心者など約20人が参加。万仙園の多賀弘園長が講師を努め、品種の紹介、植え方、育て方、殖やし方などについてユーモアを交えながら解説した。特におもと独特の殖やし方である割り子はずしや芋きりを、手際よく実演。切り取った芋を見ながら「はい、これでうまくいけば、秋には3本に殖えるわけです」と、その場で水苔吹きの俵を作って見せた。
 期間中の土日には、大勢の家族連れも押しかけ「そう言えば、おじいちゃんが大事にしていたのを覚えています。万年青って、こんなに種類があったんですね」などと、感慨深げに観賞する姿も見られた。

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家族連れで賑わう

琴宝

円空

鸞山

天元

広島おもと実生懇話会

2009年2月15日

福山市の田代さん棚

 本年初の実生懇話会は15日午前11時から、広島県東部の福山市と府中市の会員宅で行われた。これには、県下から実生研究会の西永会長や高當前会長ら7人のメンバーが参加。総勢9人で実親や実生談義に花を咲かせた。

府中市の谷川さん棚


 最初に訪れたのは福山市の田代宅。2つの小型ビニールハウスと家の周囲に、多数の実親群が並べられていた。T晃E×BC17やVCなど、岡山の実生家から入手したという名品が訪問者の目を引いた。
 昼食の後、府中市の谷川宅に移動。お宅に隣接した温室と畑に建てたハウスの棚をみせてもらった。ベテランの棚らしく、花芽を付けた斉藤獅子が何鉢も並ぶ一方で、TOC8とか、V晃3×H、T晃14など岡山の小野田氏所縁の実親が棚入れされていた

 昨年の出来をうかがうと「猛暑の性か、実に種が入らずシイナになったものが多く、今年の実生は厳しいかも」と話しておられた。
 見学と懇談を終えての皆の感想は「これだけの実親が揃っておれば、優秀な実生が続出する日も近いでしょう」と、驚嘆の声となっていた。中には、ただし「暑さで倒れなけばの話よ」とジョークも飛び出し、和気あいあいの懇談となった。
 帰りには、培養中の斉藤獅子を一鉢づつ頂き、笑顔で散会した。


広島おもと同好会総会

2009年1月12日

 

 広島おもと同好会(山下正弘会長)の新年総会は1月12日、広島市の南蟹屋集会所に26人の会員を集めて賑やかに開催された。
 あいさつに立った山下会長は3年後に迫った全国大会広島開催に触れ「今からでも遅くはありません。皆で大会の成功をめざし、おもとの栽培に力を注いでいきたい」と決意を披歴。また、福島県支部長は「全国大会は多くの方におもとを知って頂くチャンスなので、一人でも多くの人に呼びかけ仲間作りを進めてほしい」と呼びかけた。
 総会では事業計画や会計報告が承認されたあと、万仙園の多賀園主による出品おもと(一人一鉢)に対する講評があった。「あと一作すると、完成品になるでしょう」「惜しむらくは止め葉にスリップが・・・」「県下に1本しかない稀品です」などとユーモアを交えながらの解説に、ため息や拍手がおきていた。
 昼食を挟んで、恒例のおもと交換会。参加者は夫々、狙ったおもとを競り落とし、満足の表情で会場を後にしていた。
 出品されたおもとの中で、気になった木をアップします。サムネイル写真をクリックすると大きな写真を見れます。元に戻るのは、ブラウザの戻る操作でお願いします。


日吉

太楽

旭光宝

地球宝