2010年12月31日更新
おもと協会広島県支部・広島分会合同の役員会
平成22年12月23日
第65回「日本おもと名品展」(東京大会)を終え、いよいよ66回広島大会に向けてスタートとなった。それに向けての合同役員会が23日、広島市南区の集会所で開催された。
初めに東京大会参加者らが、同大会についての感想を発表。特別展示の升席や天井飾りなどを評価する声が相次いだ。
続いて大会に向けての協議体制、特志賞、特別賞、宿泊・祝賀会場の申し込みなどについて、協議を行うともに、進行状況を確認しあった。
役員会の後、賑やかに交換会を開催。参加者各々がお目当てのおもとを手に家路についた。
第9回広島おもと実生大会
平成22年9月19日
第9回広島おもと実生展示大会は9月19日、広島市南区の多賀万仙園で盛大に開催された。未だ夏日という暑さにも拘わらず、関西や九州からも会員諸氏が駆けつけ、近年にない賑わいを見せた。
出品数は総数98品。中でも人気の縞羅紗を中心に当歳実生が54点と大半を占め、激戦となった。30点を超えた縞羅紗部門では、最優等3点を選んだが、いずれも逸品として目を引いていた。
2歳以上の各部門でも、5年、10年と創り込んだ木が出品され、層の厚さを感じさせる催しとなった。
昼食を挟んで午後からは、実親の交換会が賑やかにもようされた。ラとかリとか、独特の符丁を持つ清水さんの実親やスタンダードな木が、次々と競り落とされていた。
以下、写真を数枚掲載します。
お棚見学会(実生研究会)
平成22年8月22日
広島おもと実生研究会のお棚見学会は8月22日(日)、広島駅新幹線口出発で島根県の出雲市を中心に行われた。猛暑にもかかわらず、9人の会員が参加。絶品の割子ソバを堪能した後、訪問先のITさんとFKさんには、奥方ともども大歓迎していただき、感謝感謝の催しとなった。
最初に訪問したITさん(右下の写真)は、当会の会員でもあり、実親や歴史を感じる生えの数々を見せていただいた。歴史ある棚だけに、珍しい実親があり質問が相次いでいた。千代田系の雄木を使って、縞羅紗を生やしていることなどの話があり、実生の奥深さを感じさせられた。
ITさんのお宅は、かの有名な出雲大社の近所にあるところから、大きな境内を案内していただき、素晴らしい思い出となった。
FKさんのお棚(左上の写真)では、全て水苔植えという培養の成果を拝見できた。
説明によると、勤めをしながらの万年青づくりで、当初は定番の砂植えだったそうです。それだと、4〜5歳で首もとの根落ちから痛みが入り、倒れることが多かったという。そこで水苔植えにしたところ良く育ち、根落ちがあっても、芋傷みは少なくなった。以来、全てを水苔で植え込み培養を楽しんでいるとの解説でした。
特徴としては、割子が良くあがる一方、根は枝根のない長いものになる。水やりは今の暑さでも2日か3日に1回。仕事の忙しい時には助かっているとのことでした。植替えは概ね一年置き。少し柔らかくして水通しを良くする工夫をしているなど。
今回の訪問でも、夫々が棚環境に応じて、様々な苦心惨憺をされ、一定の成果を得ている様子がうかがえ、大いなる励みになりました。
暑い中、手厚い接待をして下さった奥様方に御礼を申し上げます。
おもと実生懇話会
平成22年6月6日
本年4回目の懇話会は、広島おもと同好会のお棚見学会と日程が重なったためか、出席者6人と少ないながら、交配の最中とあって具体的な話し合いが行われた。
今年の交配の主流となった雄木の種類、花粉の付け方、乾燥花粉の作り方や使用方法など。夫々が工夫した手法を披歴しあった。葯を刻んで使う人もいれば、1対の葯をそのまま雌しべに付ける方、まさに十人十色の態だった。また、今年は5月に低温の日が続いたことから、開花が遅れ、交配も例年より1週間遅くなった。これが共通した心配の種。「一斉に蜜が出だしてじっくりと受粉を見極められなかった」「6月にずれ込んだ木は種が入るかどうか」等々。
開設したばかりの花粉バンクは少しづつ機能し始めた。この日もT氏が小野田実親系やBO10、BOVなどの花粉を提供され、早速持ち帰るメンバーも。
来月の懇話会では実付きの状況や生えの話題に花が咲くことが予想され、1ヶ月後を楽しみに散会した。
おもと実生懇話会
平成22年4月7日

本年2回目の懇話会は4月7日、いつもの高當棚に10人足らずのメンバーが参集して行われた。
今回の話題は花粉バンクの設立。参加メンバーがゆとりのある花粉を持ち寄り、交換しながら使っていこうというものです。特に優れた雄木が少ないところから、こうした発案が生まれた。
持ち寄る花粉の質を高めるため、ベテランの実生家が乾燥花粉の作り方や包装、保存方法などについてレクチャー。皆が熱心に耳を傾けた。それぞれオリジナルな除雄方法も飛び出し、賑やかな意見交換が展開された。
そのほか、先日開催された九州実生会総会の模様や実親の動向事情など、活発な情報交換が行われ、ほぼ一ヶ月後に迫ってきた交配時期に向かって緊張感が高まっていることを伺わせた。
懇談の合間には、高當棚の実親を見学。あるは交換した雄木を見せ合うなど研究熱心姿が見られた。
おもと協会広島県支部・広島分会合同の役員会
平成22年3月28日
県支部・分会(広島おもと同好会)合同の役員会は28日午前11時から、広島市南区の南蟹屋集会所で開催された。議題は第66回日本おもと名品展(広島大会)の諸課題や全国大会の懸賞種目、植物公園おもと展などについて。
なかでも、広島大会については開催日時、大会テーマ、賞品、ユニホームなど、細かく協議。懸賞種目の増設やユニホームの発注など、急ぐものから着手することを申し合わせた。
午後からは、おもとの交換会を行った。会員各位が育てた親木や芋吹き苗を持ち寄り、賑やかな競り会となった。中には競り値がウン万円にもなる名品も出品され、来年の大会に向けて培養意欲の高まりを感じさせる会合となった。
広島おもと実生研究会総会
平成22年3月20日
22年度の研究会総会は3月20日13時から、広島市南区の多賀万仙園で開催された。
総会では21年の事業概況報告、同会計報告、22年の事業計画などの議題が説明されそれぞれ賛成多数で承認された。討議の中で、今年のお棚見学会は山口方面を軸に検討することや、会費の有効活用の促進などが提起され、その方向性が確認された。また、実生懇話会は有志による任意開催とすることも決まった。
続いて参加者1人1点出品した自慢の実生について、多賀一郎副会長が解説しながら紹介。萬風賞を受賞した清鑑を筆頭に縞羅紗、羅紗獅子などに注目が集まっていた。
最後は実親の交換会。カキガラ錦福、大宝、大車、鹿島などの基本的なものとそれらを交配したF1などが、手頃な値段で落札されていた。
既に種まきをした人、用意を急いでいる方など様々。休憩時間にはしっかり歓談をしながら、今年の生えや交配に期待を寄せている様子がうかがえた。
おもと実生懇話会
平成22年3月3日
本年初のおもと実生懇話会が3月3日、広島市安芸区阿戸町の高當能成さんの棚で行われた。これには福山市や江田島市などからも趣味者が参加し、実生談義に花を咲かせた。
メンバーは実生歴30年を超えるベテランから4年という初心者だが、各人とも交配に取り組んでいるだけに、白熱した情報交換の場となった。
特に花粉親となる雄木に何を使うかが、議論の焦点となった。英宝、丸小といった不動の雄木が時代遅れとなりつつある中で、BC11、DKA、BO10も魅力的との意見。更にオリジナルの雄木の開発が急がれることなどが話し合われた。また、有志による懇話会を毎月開催することも申し合わせた。
意見を集約すると@羅紗を出すだけの雄木は、ベテランの棚で何本も確認されているA生えの出世具合をもう一歩観察してブランド化したいB生えの代表を自分の棚で育て上げる努力をする…など。高齢者が多くなってきたが、その意気込みは健在といった懇話会だった。
帰りには会場主の高當さんから、花芽付きの雄木や実親になりそうな葉型をいただく人もいて、全員が笑顔で散っていった。
広島市植物公園「おもと名品展」
平成22年2月20日〜同25日
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広島おもと同好会主催の「おもと名品展」が2月20日から25日まで、広島市の植物公園で開催された。これには地元の会員が愛培しているおもと250点余りを出品。会場に即売場が設けられたほか、21日の日曜日には、万仙園の多賀弘園長によるおもとの栽培実演会も開かれ、大きな盛り上がりを見せた。
なかでも、注目されたのは実演会。開会前から常連の方々が前列に陣取り、おもとの植え方や殖やし方などの実演に耳を傾けた。3本立ちの羅紗おもとを手に取り「これがお父さんで、これが子、横の小さいのが孫。これらを切り分けるとー。はい、3本になりました」。園長の軽妙で分かり易い説明に、通りがかった来園者が思わず足を止めて聞き入る姿も見られた。
終盤の質問会では「大きく育たないのはなぜか」「植える土は何が良いか」「どうしたら実が付くか」などの声が相次ぎ、賑やかな催しとなった。
岡山や大阪から来られた愛好家もおられ、出品物を熱心に見学。記念にと、即売場のおもとを買い求めていた。
私も会員として、会場の当番を努めたが、こんな感想を述べられたのが一番印象に残った。「公園の名物であるランやベゴニアよりも、おもとの展示場に入ると、身が引き締まる。おもとにはそんな力があります。毎年来ているが、来年もきますよ」。七十歳前後の上品な方でした。
展示されたおもとで気になった木を写真で紹介します。クリックすると大きな写真を見ることが出来ます。戻りのはブラウザ操作でお願いします。
広島おもと同好会新年総会
平成22年1月11日
広島万年青界の年頭を飾る同好会(山下正弘会長)の新年総会が11日、広島市南区の会場に20人余りの会員を集めて賑々しく開かれた。
席上、山下会長は、全国大会の広島開催が明年に迫ったことを踏まえつつ、出品をめざしてより一層の培養に励んでいくよう訴えた。
総会では21年度の決算報告の後、年間行事計画が発表された。その欄外に、第66回日本おもと名品展を平成23年11月26日〜27日に開催する予定で、準備をスタートしている旨のメモ書きが入れられ、注目を集めた。途中、駆け付けた福島偉人県支部長からも、全国大会に向けて諸準備が始まるため、会員諸氏の協力を求めるとの挨拶があった。参加した会員の話題も大会に向かって、意気込みの高まりを感じさせるものとなっていた。
続いて、ひとり一品持ち寄ったおもとについて、多賀万仙園主が講評。さらにおもとの交換会が開かれ、鸞山や根岸松の図などの名品が手頃な価格で競り落とされていた。
出品された万年青の代表格3点をアップします。