更新2006/2/15
古典園芸 魅惑のおもと
大切にしている実親
大野大宝です。
縞、竜、地肌ともそれなりのもののように思います。2本の子付です。昨年は実が付かず終いでした。一昨年の生えには、和羅紗ぎみのものがあり、少し期待しています。
 松谷×チ青です。
松谷千代田に青竜を交配した松系の雄木です。富士1号か瀬戸F1に使おうと思っています。葉先は尖っていますが、和羅紗のような厚めで少し荒れた地肌が気に入っています。
 丸子です。
見ての通り竜はありますが、縞はありません。昨年は花芽が見えただけで伸びず、使えませんでした。今年はどうやら使えるのではと期待しています。専ら雄木として活用の予定です。
 V剛です。
葉面全体に雅糸竜が乗り、縞も入っており、期待の実親です。
 昨年、初花が来たので、「初花は捨てて木を育てた方がいいよ」とのアドバイスがありましたが待ちきれずに交配。10粒ほど収穫することができました

 今年の生えを期待しています。
 万年青との出会いは古い。30数年前、岡山に住んでいたころ、近所に居られてお世話になったのが、後に実生の大家と知ったOさんだった。幾度か、名品を拝見。栽培も勧められたが、当時は仕事が忙しく手を出せずじまいでした。広島に移り住み、すっかり縁遠くなっていましたが、定年を間近にしたある日、Oさんから5本の万年青が届きびっくりしたのを昨日のように覚えています。
 頂いた品種は愛玉殿、轟、大八州、お多福、玉宝錦。あれから間もなく、4年になりますが、5本とも元気に育ち割り子も増えています。
 今では、実生に興味が移り、広島の実生研究会にも入れていただいています。ここでは、初心者の感じるままに、万年青づくりや実生のことを報告したいと思います。